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粉体塗装用耐熱パテ
粉体塗装の塗装下地処理には、粉体塗装用耐熱パテを使用する必要があります。
粉体塗装の焼付温度は180℃から200℃になり、また、パテ表面を帯電する為にパテ自身にも導電性が必要になります。
■粉体塗装用耐熱パテを厚付けするには…
粉体塗装用耐熱パテは導電性があるため、粉体塗装用下地処理剤として使用できます。
しかしながら、焼付温度が高くなるとポリエステルパテの上層にくる粉体塗料は発泡しやすく、ポリエステルパテを厚く塗ることができません。そこで、厚く塗っても発泡しにくい耐熱性のあるエポキシパテ(エポックス#910ソフト)を中間に挟み、その上から粉体塗装用耐熱パテを薄く塗る方法がとられます。ここでは、その原理を紹介します。
粉体塗装を行うには、被着体(鋼板)をプラス(+)に帯電する必要があります。しかし、中間に挟むエポキシパテは絶縁層(誘電体)であるため、被着体をアースしても導電層である粉体塗装用耐熱パテはプラスに帯電しません。
粉体用静電塗装ガンからマイナスに帯電した粉体が粉体塗装用耐熱パテ層に近づくと、粉体塗装用耐熱パテ層で静電誘導という現象がおこり、表面にプラスが集まり、エポキシパテ側にマイナスが集まります。〔図1〕
粉体塗装用耐熱パテ表面のプラスと粉体のマイナスが引き付け合い、電荷を打ち消し合います。
〔図2〕
その結果、粉体塗装用耐熱パテのエポキシパテ側のマイナスが飽和状態になり、過剰になったマイナスがエポキシパテ層に移動し、誘電分極によりエポキシパテ層が蓄電されます。〔図3〕 結果的に粉体塗装用耐熱パテの表面にプラスが集まっているため、粉体塗料が付着するのです。つまり、コンデンサーと同じ原理ですね。